『フューチャーワールド』名前のなんかあるぞ感とSFバイオレンスアクションの言葉に惹かれて、今回も視聴。
オープニングから近未来AIによって管理された社会、人間が信じたのはAIが作る世界、その世界が新しい宗教となり道具となった人類は滅亡へと向かっていき最後の一人となった!?!?
これはあの伝説の作品『クロノス・コントロール』とほぼ設定が同じだ。内容に嫌な予感がよぎったが、オープニングの映像の煽りはカッコイイので「百聞は一見にしかず」だと鑑賞開始。
期待とは裏腹に始まって40分近く経っても話の筋が頭に入ってきません。いや、これを期待していたのか。
マッドマックス的なチープなバイクが数台走るシーンが始まり、ちょっとした集落が襲われる。アンドロイドを目覚めさせる。バイカー集団のリーダーの歯の汚い何かみたことある俳優がやたら汚い言葉を連呼する。この俳優はジェームズ・フランコ、本作の製作総指揮兼監督となっています(ダニー・ボイル監督の『127時間』で主演してました) 。
この段階になっても誰が主役なのか焦点が定まりません。観ていて話の焦点も主役脇役の焦点もわからず何故か胸が苦しくなって思わず観るのをやめそうです。クロノスみたいに突っ込みどころを探すこともできません。「逃げちゃダメだ」と思わず呟いて、鑑賞を継続します。
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少年2人が寝ている母親兼ただのおばさん(元チャーリズエンジェルです)の家を出てクラブみたいなところで、バイカーリーダーとアンドロイドに会合します。少年達、拳銃を持っていたので捕まります。少年の一人がアンドロイドと一緒に逃げます。目が大きくて歯が大きいメーデルハーデルおばさん(元バイオハザード)の施設で匿われます。
クライマックスはアンドロイドを取り戻しに来たバイカーリーダーとメーデルハーデルのバトルシーンです。ここはメーデルハーデルの誘い笑いで一緒に笑いましょう。ここが見せ場です。結末はあえて言いません。
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しかし、最後まで誰が主役かわかりません。もしかしてこの映画もナレーションが主役なのか。そういえば、クロノスと一緒で最後の一人といっていたのに人がたくさんが生きているし、アンドロイドと少年が一緒に逃げますし、ワープもあるし、全てが近場で行われてます。
わかったわかったぞ!!これは2017年に公開された『クロノス・コントロール』のオマージュだ!!自分以外にもあの映画への関心が強い人間がいたとは!!