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どこの本屋に行ってもない!探してるのにない!つまりない!【漫画】『鬼門街 15巻』

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鬼門街 15 (15巻) (ヤングキングコミックス)

 『鬼門街 15巻』を探す小旅行へ行くも、、、

 つい先日、『鬼門街 15巻』が発売されていたことを知り、今すぐ読みたいと思ってamazonではなくて近所の本屋へ、しかしない、有隣堂的な本屋で一応大手であるはずなのにない。『鬼門街』自体が全くない。

 まあ、うちの近所のところは規模がショボいもんなと、隣の駅の個人経営の本屋さん数件を回るも、ない。しかし、ありそうなところに直接聞いてみてもない。もしやと思い『ヤングキング』を探してみてもやっぱりないかと。出版社はどこですかと聞かれたので「少年画報社」と答えても当然扱っているはずもなく、、、。

 確かにコンビニでも『ヤングキング』はあまり見かけたことがないもんなと、少々落胆して、さらに隣の駅へ、しかしない。今度は規模の大きい有隣堂的な本屋へまた行くもない。ここも『鬼門街』自体がやっぱりない。

 このまま都心の外れの我が街から横浜まで行きそうだと思ったが、このままだと電車代だけでも本自体の値段を優に超えてしまう予感と、大きい本屋は横浜でも有隣堂的なものしかないよなと、おそらくカリスマ書店員みたいなのがいても取り扱ってないなと、場所は違えど当然チェーンの弱さで同じラインナップだもんなと、、、。いつものように電車で老若男女問わずの変態的な人間に絡まれるリスクを考えると、これはきついなと、、、。

 そういえば、隣の別の街の有隣堂的なカリスマ書店員のいるような漫画家さんたちのサインが飾ってあるところでさえも、昔別の雑誌でヤングマガジン3rdが発売日を過ぎていても先月号が置きっぱなしだったりしたもんなと、一人納得。創刊号からそこで買っていても、そうだったもんなと。データの管理が一元化されているようで活用されていない本屋チェーンなんだと思っていたことを思い出して、ああ〜残念と。

 ですので、やっぱりamazonで注文して翌日読むことに、、、。

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 やっぱり面白い『鬼門街』

 鬼門街について知らない人に簡単な説明しますと、普通のラーメン好きの高校生川嶋マサトが家族を殺されるところから話が始まり、鬼に魂を売り渡しその犯人を探す物語です。

 この漫画のすごいところは、犯人探しのサスペンスドラマの要素を主軸にしながら、デスノートのように話す悪魔のような鬼と、ジョジョのスタンドのような鬼の特殊能力の要素を主人公に付け加えているところです。

 そして、こう言った組み合わせ自体が新しい切り口であるにもかかわらず、さらにそこへヤンキーバトル漫画の要素を付け加えていることです。あの街の強い奴と戦ったり、仲間になったりするようなクローズ的な要素です。つまり、日本でないと全く成り立たない漫画です。

 だから、ただの謎解きでもないし、ただのスタンド鬼バトル漫画でもないし、ただのヤンキー喧嘩漫画でもないその全ての要素が組み合わさった漫画です。そこに青年漫画ならではの少しグロい性描写もありますが、そこも少年漫画とは一線を画すらしさでもありますので、そこすらただのヤンキーマンガよりもかなり進んだ内容で、まさにワンアンドオンリーの漫画です。

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 購入した15巻の感想

 今回買った15巻で第一部完と話は一旦一区切りです。しかし、すぐ始まる第二部へ向けて新しい仲間や新しい敵など新たな伏線が張られていて次も期待できる内容です。そして、この漫画は私が楽しみにしているいくつもの漫画のように連載を飛ばしたり、遅筆だったりする漫画じゃないので、次の16巻も確実に11月に出るでしょう。そこも楽しみに継続して購読できる強みで最高です。

鬼門街 15 (15巻) (ヤングキングコミックス)

鬼門街 15 (15巻) (ヤングキングコミックス)

  • 作者: 永田晃一
  • 出版社/メーカー: 少年画報社
  • 発売日: 2019/09/09
  • メディア: コミック
 

  でも、そもそもこの漫画に出会ったのがコンビニ本の『鬼門街』でなんとなくコンビニで手に取ったことでした。読んだ時に最高じゃんかと、即amazonで注文したんでした。ああ、そう言えばその時も売ってなくて、本屋さんで全く見たことがないから買ったんです。それでも、漫画が面白いから徐々に増えて買えるだろうとタカをくくってたら本屋自体も減るし、その質も落ちるという悲しい現実、、、。

鬼門街 地獄への階段 (ヤングキングベスト廉価版コミック)

鬼門街 地獄への階段 (ヤングキングベスト廉価版コミック)

  • 作者: 永田晃一
  • 出版社/メーカー: 少年画報社
  • 発売日: 2016/11/28
  • メディア: コミック
 

   これからは事前に近所の有隣堂的な本屋に注文して面白さに気づかせて『ヤングキング』共々取り扱わさせるよう仕向けるか、確実なamazonで買おうか、正直迷ってます。つまり、そうやって啓蒙したくなるぐらい漫画好きにはオススメの漫画です。試し読みなどで気に入ったら、是非読んで見ることをオススメします。それにしても有隣堂的な本屋チェーンはひどいな。 

 

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