てんぴかソングブック

ポップカルチャーのレビュー中心です。やっと50記事超えたので、次は100記事目指します。

現代の「をかし」文学『安アパートのディスコクイーン-トレイシー・ソーン自伝』の感想

『安アパートのディスコクイーン-トレイシー・ソーン自伝』(原題:Tracey Thorn Bedshit Disco Queen) この本を読んだのに特に大きな理由はありません。そもそも著者のアルバムはEverything But The Girlの『Walking Wounded』だけしか聴いたことがなく、か…

SFの括りではもったいなさすぎる!もっと多くの人に読まれるべき小説『神狩り』(1974) 山田正紀

『神狩り』は1974年に山田正紀によって書かれたデビュー作で、日本のSF小説の古典と言われる作品らしいです。 らしいと書いたのは、そもそも山田正紀さんのことを全く知らなかったのと、日本の SF小説と言われるものを全く読んだことがなかったからです。海…

これぞ理想の生活か!?リアルサバイバー『洞窟オジさん』加村一馬 著

この本は、昭和34年の13歳から43年間人里離れひとりぼっちで自給自足生活をし続けた加村一馬さんの数奇な人生を振り返ったものです。 このひとの存在は、ちょうど15年前ぐらいにテレビ朝日の朝の番組で、40年以上山の中で自給自足で生活していた人が捕まって…

写真では語られないあるカメラマンの回想録『The Shoot Must Go On』鋤田正義・著

本書は表紙にもなっているDavid Bowieとの一連の仕事で知られているカメラマンの鋤田正義さんのこれまでの人生を振り返るインタビュー形式の回想録です。 内容は、2011年の震災から戦後の幼少期へ想いを巡らせて、大阪での下積み、会社員時代、独立、ニュー…

『押井守の人生のツボ』新刊で著者初の人生相談本を読んで感じたこと

特に映画を観ているわけではないですが、代表作『攻殻起動戦隊』で有名な押井守監督の書いたエッセイ/インタビュー集を読むことが好きなので、今回出た新刊も買ってすぐに読みました。 いつも読んでいるときは身につまされるような言葉が多いので、「ああ〜…

『アポロ11号 完全版』映画だけではわからない 月面着陸から50周年 『ファーストマン』ニール・アームストロング評伝

今日7月20日(日本時間7月21日)でアポロ11号が1969年に人類初の月面着陸を成し遂げてからちょうど50年になるそうだ。なので、以前読んだアポロ11号の船長で人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロングの公式の評伝『ファーストマン』を読…

こじらせ男子讃歌 『ハイ・フィデリティ』(2000)を読んだ、観た、考えた

この前ジョン・キューザック主演の映画『クロノス・コントロール』を観たせいで、過去に『ハイ・フィデリティ』(2000)という映画が同主演で上映され、観たことを思い出してしまいました。 内容は寂れた町のレコードショップを細々と営む主人公が恋人との同棲…

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