てんぴかソングブック

ポップカルチャーのレビュー中心です。やっと50記事超えたので、次は100記事目指します。

オススメ

SF宇宙映画の隠れたオススメ コメディ作品『アストロノーツ・ファーマー』

『アストロノーツ・ファーマー』を思い出したきっかけ 先日『アド・アストラ』を観た際のポスターがなんか見たことあるな〜と思っていたのですが、自分のDVDの棚を見た際にこれかと納得してしまいました。それが2007年に公開された映画『アストロノーツ・フ…

痛烈な社会批判の傑作 ついに公開【映画】『ジョーカー』完璧な悲劇であり、完璧な喜劇だった ホアキン・フェニックス主演を観た感想

『ジョーカー』ついに公開 今日は公開が決まってから楽しみにしていた映画『ジョーカー』をロードショーで早速観てきました。この映画の主演は現代最高の役者の一人であるホアキン・フェニックスで、監督脚本はハングオーバーシリーズの監督トッド・フィリッ…

どこの本屋に行ってもない!探してるのにない!つまりない!【漫画】『鬼門街 15巻』

『鬼門街 15巻』を探す小旅行へ行くも、、、 つい先日、『鬼門街 15巻』が発売されていたことを知り、今すぐ読みたいと思ってamazonではなくて近所の本屋へ、しかしない、有隣堂的な本屋で一応大手であるはずなのにない。『鬼門街』自体が全くない。 まあ、…

『ジョーカー』を見る前に観るべき代表作 【映画】『ザ・マスター』ポール・トーマス・アンダーソン監督脚本、主演ホアキン・フェニックス/フィリップ・シーモア・ホフマン

2012年に発表されたポール・トーマス・アンダーソン監督脚本の作品が『ザ・マスター』です。(監督は三大映画祭全てで監督賞を獲得していて、本作はそのうちの一つ) 主演はホアキン・フェニックス、フィリップ・シーモア・ホフマンの二人になっています。また…

『ジョーカー』公開直前 ホアキン・フェニックスに慣れとけ【映画】『バッファロー・ソルジャーズ 戦争のはじめかた』

ジョーカー公開前に復習したホアキン・フェニックス主演映画 今日は映画『ジョーカー』公開前で、ホアキン・フェニックスの主演映画が観たくなって、2001年に公開された映画『バッファロー・ソルジャーズ 戦争のはじめかた』(原題:『Buffalo Soldiers』)を復…

リアム・ギャラガーの新作レビュー 『Why Me ? Why Not.』唯一無二の声とアメリカのソングライターチームの融合が導いた新境地のセカンド

前作『As You Were』から『Why Me? Why Not.』までのおさらい 前作『As You Were』が2017年に発売されてから2年、早くも2019年の今年9月20日にニューアルバムの『Why Me ? Why Not.』が発表された。 元メンバーと組んだバンドBeady Eyeの失敗 リアムのオアシ…

脳が疲れた人にオススメの似た者同士の対話劇 二人のデヴィッド 【映画】『人生はローリングストーン』

『人生はローリングストーン』(原題:The End of the Tour)は2015年に公開されたアメリカ映画です。 監督はジェームズ・ポンソルト(『いま、輝くときに』(2013)を観たことがあるくらいです)、主演は作家のデヴィド・フォスター・ウォレス役にジェイソン・シ…

うめられない空白と沈黙の映画『Somewhere』ソフィア・コッポラ監督作品

『Somewhere』は2010年にソフィア・コッポラ監督脚本で公開された映画だ。そして、この作品はヴェネチア国際映画祭の最高賞にあたる金獅子賞を獲得している。 知っている人には彼女が『地獄の黙示録』や『ゴッドファーザー』で有名な監督フランシス・フォー…

SFの括りではもったいなさすぎる!もっと多くの人に読まれるべき小説『神狩り』(1974) 山田正紀

『神狩り』は1974年に山田正紀によって書かれたデビュー作で、日本のSF小説の古典と言われる作品らしいです。 らしいと書いたのは、そもそも山田正紀さんのことを全く知らなかったのと、日本の SF小説と言われるものを全く読んだことがなかったからです。海…

グランジのおすすめロック名盤 Soundgarden(サウンドガーデン)『Superunknown』(1994)

シアトルの音楽シーンで名実ともにナンバーワンだったロックバンド、サウンドガーデンが1994年に発表した4thアルバムが『Superunkown』です。 このアルバムは1991年のニルヴァーナの大ブレイクから始まったグランジブームが陰りを見せる中発表され、初の全米…

本当におもしろい漫画のおすすめ『就職難!!ゾンビ取りガール』福満しげゆき

『就職難!!ゾンビ取りガール』は『僕の小規模な生活』や『妻に恋する66の方法』などのエッセイ漫画の大家である福満しげゆき先生が『生活』の次に描いた本格ストーリーゾンビ漫画です。 内容は「無害なゾンビが街を徘徊する日本。零細ゾンビ回収会社に勤め…

本当におもしろい漫画のおすすめ『生活』福満しげゆき

この作品『生活』(2010)は『僕の小規模な失敗』や『うちの妻ってどうでしょう?』などのエッセイ漫画で有名な漫画家の福満しげゆき先生が描いた本格ストーリーバトル漫画です。 内容はスマホや監視カメラが街を覆い尽くしている一億総監視社会になった現在の…

全ての女性に贈る!?全ての女性の幻想を壊す!?映画『タリーと私の秘密の時間』

『タリーと私の秘密の時間』(原題:Tully)は2018年にシャリーズ・セロン主演、ジェイソン・ライトマン監督で公開された映画です。 内容は、2児の母親として家事と育児に追われた疲れた中年女性が、新たに3人目を妊娠して疲れ切った状態で始まります。そして…

幸せってなんだっけ!?ある種のホラー映画 『マイレージ、マイライフ』の虚構

『マイレージ、マイライフ』(原題:Up in the Air)は2009年にジョージ・クルーニー主演で公開されたジェイソン・ライトマン監督の作品。 内容はリストラ宣告代理人として主人公が、雇用主の会社の代わりに従業員に対してクビを宣告する仕事で常に飛行機で全…

これぞ理想の生活か!?リアルサバイバー『洞窟オジさん』加村一馬 著

この本は、昭和34年の13歳から43年間人里離れひとりぼっちで自給自足生活をし続けた加村一馬さんの数奇な人生を振り返ったものです。 このひとの存在は、ちょうど15年前ぐらいにテレビ朝日の朝の番組で、40年以上山の中で自給自足で生活していた人が捕まって…

『ヤング≒アダルト』セックス・アンド・ザ・シティ好きには痛すぎる内容の映画

『ヤング≒アダルト』はジェイソン・ライトマン監督、シャリーズセロン主演で2011年に公開された映画。 内容は地元の田舎から都会のミネアポリスに出て、作家兼ゴーストライターとしてそこそこ成功しているアラフォーの37歳の独女が主人公で、家族がいる学生…

『マイ・プライベート・アイダホ』ガス・ヴァン・サントのポートランド三部作の最後が示す「道」

『マイ・プライベート・アイダホ』はガス・ヴァン・サント監督の三作目の映画です。処女作の『マラノーチェ』、第二作の『ドラッグストア・カウボーイ』に引き続きオレゴン州ポートランドが舞台の映画で1991年に公開されました。 映画ではナルコレプシー(居…

ガス・ヴァン・サント『ドラッグストア・カウボーイ』の終わらない無常観

前の日にガス・ヴァン・サントのデビュー作の『マラノーチェ』を観たせいで、第二作の『ドラッグ・ストア・カウボーイ』(1989)も観ることに。うろ覚えだったので今の視点で確認してみようと思ったのでまた鑑賞しました。 映画冒頭から車好きの監督はやってく…

ガス・ヴァン・サントの処女作『マラノーチェ』監督の全てがある映画

ガス・ヴァン・サント監督(『グッド・ウィル・ハンティンング』、『マイ・プライベート・アイダホ』)の映画はほとんど全て観ていて、この処女作の『マラノーチェ』(1986)だけは全く観たことがなかったのでいつも通りDVDで購入して観ることにした。 内容は、…

本当におもしろい漫画のおすすめ『大相撲SF超奇伝 五大湖フルバースト』&『えんこうさん』西野マルタ

今回リイド社(ゴルゴ13のさいとうたかおの出版社)より7月に単行本が発売されていたことを知って、急いで購入した漫画が西野マルタ作の『えんこうさん』です。貪るようにして読みました。 内容は「相撲と河童」を軸に書かれた三つの短編をまとめた単行本です…

『Tokyo Eyes』 「カッコイイ」と「カワイイ」があるならそれだけでいい

『Tokyo Eyes』は下北沢が舞台のフランス人監督による1998年に公開された日仏映画。 昔一度観てから何度も何故か思い出すのでDVDを購入してまた観ることにした(なぜか昔近所のダイエーでビデオがカゴ売りされていた)。 内容は“藪睨み”と呼ばれる愉快犯が都内…

『アポロ11号 完全版』映画だけではわからない 月面着陸から50周年 『ファーストマン』ニール・アームストロング評伝

今日7月20日(日本時間7月21日)でアポロ11号が1969年に人類初の月面着陸を成し遂げてからちょうど50年になるそうだ。なので、以前読んだアポロ11号の船長で人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロングの公式の評伝『ファーストマン』を読…

ジメジメした梅雨だからこそ聴きたくなる名盤 The Jesus & Mary Chain 『Psychocandy』(1985)

ほぼ全編にわたって大音量のギターとそのフィードバックノイズで埋め尽くされて、その中で気が滅入るような日常や疎外感、絶望まではいかないけれど失望している現実、自己憐憫ではないけれど感覚の麻痺した倦怠感を口ずさみやすい甘いメロディーで静かに歌…

ザ・ストーン・ローゼズ のアルバム『The Stone Roses』が最高のアルバムだった

言わずと知れたイギリスを代表するバンド、ザ・ストーン・ローゼズ。元々はセカンドアルバムの『Second Coming』(1994)を先に買ってよく聴いていて、後からファーストアルバムの『The Stone Roses』(1989)を買ったんですけど、全然好きじゃなかった。音が薄…

こじらせ男子讃歌 『ハイ・フィデリティ』(2000)を読んだ、観た、考えた

この前ジョン・キューザック主演の映画『クロノス・コントロール』を観たせいで、過去に『ハイ・フィデリティ』(2000)という映画が同主演で上映され、観たことを思い出してしまいました。 内容は寂れた町のレコードショップを細々と営む主人公が恋人との同棲…

グランジのおすすめロック名盤 Screaming Trees(スクリーミング・トゥリーズ) 『Sweet Oblivion』(1992)

90年代のシアトルのグランジシーンが語られる際に必ず含まれているバンドの代表格はNirvanaを筆頭に、Soundgarden、Pearl Jam、Alice In Chainsなどがあり、それに付随した形で、Dinosaur Jr.、Sonic Youth、Pixiesなどのシアトル以外のバンドが語られる場合…

カンヌ国際映画祭パルムドールのイラン映画『桜桃の味』(1997)を観てみる

イラン人のアッバス・キアロスタミ監督の1997年の作品で、同年の今村昌平監督の『うなぎ』と共にカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した作品。この監督の映画は以前オール日本人キャストで撮影した遺作の『ライク・サムワン・イン・ラブ』(2012)を観て以…

昭和の香り漂う日本映画『めし』(1951)

『めし』(1951)は有名な成瀬巳喜男監督作なのに全く観たことがなくて、主演が原節子なのは知っていたので、いつも観ようかどうか迷っていている内に観ないでいた作品だった。 内容は当時では珍しい恋愛結婚で大阪に住んでいた夫婦が、迎える倦怠期が主要なテ…

B級映画 ひたすらツッコミどころ満載の映画 『クロノス・コントロール』(2017) ジョン・キューザック主演

暇だったのとジョン・キューザック主演 に惹かれてなんの予備知識もなく見た映画 『クロノス・コントロール』がある意味面白い!! 物語の主軸は、戦争をなくすために開発し起動させたAIクロノスによって起動した瞬間から人類はガン、疫病と認識され、人類へ…

『インターステラー』(2014) あらすじを超えた本当の意味ですごい映画

インターステラーは2014年にクリストファー・ノーランが監督で公開された映画。 当時は繰り返し観てパンフレットまで買ってしまった。何度も観た人間がいうのも変だが、この映画のストーリーには特に目新しい点はほとんどない。ストーリーは滅亡の危機に瀕し…

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