オススメ
【はじめに】 今朝はジャック&ベティでケン・ローチ監督の映画『家族を想うとき』を観てきました。特段観たいと思っていたわけではなかったのですが、うまい具合に時と場所が合致して観に行くことに、、、。 平日の朝の映画館なので人はまばらで、年金生活…
前回買おうとしたおさらい 前回は『鬼門街』の15巻の発売を知ってから急に買おうと思った際に、Amazonで注文だと早くても翌日だし速攻で読みたいと思って、近所の本屋から電車にまで乗って探したが全くなくてがっかりしたことを書きました。 今回は反省を生…
映画『黄金』とは 『黄金』(原題:Treasure Of Sierra Madre)は1948年に公開されたアメリカ映画で、監督はジョン・ヒューストン、主演はハンフリー・ボガードの映画です。ちなみに、この作品は1948年のアカデミー監督賞、脚色賞、助演男優賞(監督の父親のウ…
『エルマー・ガントリー/魅せられた男』とは 『エルマー・ガントリー/魅せられた男』は1960年に公開されたアメリカ映画で、主演がバート・ランカスター(『地上より永遠で』『許されざる者』『山猫』が有名)、ジーン・シモンズ(『ハムレット』)、助演がシャ…
『アストロノーツ・ファーマー』を思い出したきっかけ 先日『アド・アストラ』を観た際のポスターがなんか見たことあるな〜と思っていたのですが、自分のDVDの棚を見た際にこれかと納得してしまいました。それが2007年に公開された映画『アストロノーツ・フ…
『鬼門街 15巻』を探す小旅行へ行くも、、、 つい先日、『鬼門街 15巻』が発売されていたことを知り、今すぐ読みたいと思ってamazonではなくて近所の本屋へ、しかしない、有隣堂的な本屋で一応大手であるはずなのにない。『鬼門街』自体が全くない。 まあ、…
2012年に発表されたポール・トーマス・アンダーソン監督脚本の作品が『ザ・マスター』です。(監督は三大映画祭全てで監督賞を獲得していて、本作はそのうちの一つ) 主演はホアキン・フェニックス、フィリップ・シーモア・ホフマンの二人になっています。また…
前作『As You Were』から『Why Me? Why Not.』までのおさらい 前作『As You Were』が2017年に発売されてから2年、早くも2019年の今年9月20日にニューアルバムの『Why Me ? Why Not.』が発表された。 元メンバーと組んだバンドBeady Eyeの失敗 リアムのオアシ…
『人生はローリングストーン』(原題:The End of the Tour)は2015年に公開されたアメリカ映画です。 監督はジェームズ・ポンソルト(『いま、輝くときに』(2013)を観たことがあるくらいです)、主演は作家のデヴィド・フォスター・ウォレス役にジェイソン・シ…
『Somewhere』は2010年にソフィア・コッポラ監督脚本で公開された映画だ。そして、この作品はヴェネチア国際映画祭の最高賞にあたる金獅子賞を獲得している。 知っている人には彼女が『地獄の黙示録』や『ゴッドファーザー』で有名な監督フランシス・フォー…
『神狩り』は1974年に山田正紀によって書かれたデビュー作で、日本のSF小説の古典と言われる作品らしいです。 らしいと書いたのは、そもそも山田正紀さんのことを全く知らなかったのと、日本の SF小説と言われるものを全く読んだことがなかったからです。海…
シアトルの音楽シーンで名実ともにナンバーワンだったロックバンド、サウンドガーデンが1994年に発表した4thアルバムが『Superunkown』です。 このアルバムは1991年のニルヴァーナの大ブレイクから始まったグランジブームが陰りを見せる中発表され、初の全米…
『就職難!!ゾンビ取りガール』は『僕の小規模な生活』や『妻に恋する66の方法』などのエッセイ漫画の大家である福満しげゆき先生が『生活』の次に描いた本格ストーリーゾンビ漫画です。 内容は「無害なゾンビが街を徘徊する日本。零細ゾンビ回収会社に勤め…
この作品『生活』(2010)は『僕の小規模な失敗』や『うちの妻ってどうでしょう?』などのエッセイ漫画で有名な漫画家の福満しげゆき先生が描いた本格ストーリーバトル漫画です。 内容はスマホや監視カメラが街を覆い尽くしている一億総監視社会になった現在の…
『タリーと私の秘密の時間』(原題:Tully)は2018年にシャリーズ・セロン主演、ジェイソン・ライトマン監督で公開された映画です。 内容は、2児の母親として家事と育児に追われた疲れた中年女性が、新たに3人目を妊娠して疲れ切った状態で始まります。そして…
『マイレージ、マイライフ』(原題:Up in the Air)は2009年にジョージ・クルーニー主演で公開されたジェイソン・ライトマン監督の作品。 内容はリストラ宣告代理人として主人公が、雇用主の会社の代わりに従業員に対してクビを宣告する仕事で常に飛行機で全…
この本は、昭和34年の13歳から43年間人里離れひとりぼっちで自給自足生活をし続けた加村一馬さんの数奇な人生を振り返ったものです。 このひとの存在は、ちょうど15年前ぐらいにテレビ朝日の朝の番組で、40年以上山の中で自給自足で生活していた人が捕まって…
『ヤング≒アダルト』はジェイソン・ライトマン監督、シャリーズセロン主演で2011年に公開された映画。 内容は地元の田舎から都会のミネアポリスに出て、作家兼ゴーストライターとしてそこそこ成功しているアラフォーの37歳の独女が主人公で、家族がいる学生…
『マイ・プライベート・アイダホ』はガス・ヴァン・サント監督の三作目の映画です。処女作の『マラノーチェ』、第二作の『ドラッグストア・カウボーイ』に引き続きオレゴン州ポートランドが舞台の映画で1991年に公開されました。 映画ではナルコレプシー(居…
前の日にガス・ヴァン・サントのデビュー作の『マラノーチェ』を観たせいで、第二作の『ドラッグ・ストア・カウボーイ』(1989)も観ることに。うろ覚えだったので今の視点で確認してみようと思ったのでまた鑑賞しました。 映画冒頭から車好きの監督はやってく…
ガス・ヴァン・サント監督(『グッド・ウィル・ハンティンング』、『マイ・プライベート・アイダホ』)の映画はほとんど全て観ていて、この処女作の『マラノーチェ』(1986)だけは全く観たことがなかったのでいつも通りDVDで購入して観ることにした。 内容は、…
今回リイド社(ゴルゴ13のさいとうたかおの出版社)より7月に単行本が発売されていたことを知って、急いで購入した漫画が西野マルタ作の『えんこうさん』です。貪るようにして読みました。 内容は「相撲と河童」を軸に書かれた三つの短編をまとめた単行本です…
『Tokyo Eyes』は下北沢が舞台のフランス人監督による1998年に公開された日仏映画。 昔一度観てから何度も何故か思い出すのでDVDを購入してまた観ることにした(なぜか昔近所のダイエーでビデオがカゴ売りされていた)。 内容は“藪睨み”と呼ばれる愉快犯が都内…
今日7月20日(日本時間7月21日)でアポロ11号が1969年に人類初の月面着陸を成し遂げてからちょうど50年になるそうだ。なので、以前読んだアポロ11号の船長で人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロングの公式の評伝『ファーストマン』を読…
ほぼ全編にわたって大音量のギターとそのフィードバックノイズで埋め尽くされて、その中で気が滅入るような日常や疎外感、絶望まではいかないけれど失望している現実、自己憐憫ではないけれど感覚の麻痺した倦怠感を口ずさみやすい甘いメロディーで静かに歌…
言わずと知れたイギリスを代表するバンド、ザ・ストーン・ローゼズ。元々はセカンドアルバムの『Second Coming』(1994)を先に買ってよく聴いていて、後からファーストアルバムの『The Stone Roses』(1989)を買ったんですけど、全然好きじゃなかった。音が薄…
この前ジョン・キューザック主演の映画『クロノス・コントロール』を観たせいで、過去に『ハイ・フィデリティ』(2000)という映画が同主演で上映され、観たことを思い出してしまいました。 内容は寂れた町のレコードショップを細々と営む主人公が恋人との同棲…
90年代のシアトルのグランジシーンが語られる際に必ず含まれているバンドの代表格はNirvanaを筆頭に、Soundgarden、Pearl Jam、Alice In Chainsなどがあり、それに付随した形で、Dinosaur Jr.、Sonic Youth、Pixiesなどのシアトル以外のバンドが語られる場合…
イラン人のアッバス・キアロスタミ監督の1997年の作品で、同年の今村昌平監督の『うなぎ』と共にカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した作品。この監督の映画は以前オール日本人キャストで撮影した遺作の『ライク・サムワン・イン・ラブ』(2012)を観て以…
暇だったのとジョン・キューザック主演 に惹かれてなんの予備知識もなく見た映画 『クロノス・コントロール』がある意味面白い!! 物語の主軸は、戦争をなくすために開発し起動させたAIクロノスによって起動した瞬間から人類はガン、疫病と認識され、人類へ…