てんぴかソングブック

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Nirvanaを歌詞に注目して改めて聴いてみる

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 今までちゃんと聴いてみたことがなかったが、最近歌詞に注意して聴いてみたら驚いた。ほとんどがの曲がドラッグソングにしか聴こえない。なんじゃこりゃです。

   わかりやすい例で一番有名な「Smells Like Teen Sprit」にしても歌詞のサビに「Hello, Hello, Hello, How Low?」なんてもろですしね。「Lithium」なんて薬を買いに行った話にしか聴こえませんし、「Penny Royal Tea」もタイトルの部分を薬に変えて聴くと歌詞が薬のことを歌ってるようにしか聴こえません。


Nirvana - Smells Like Teen Spirit (Official Music Video)

  全部改めて聴き直して見た結果メジャーデビューの『Never Mind』は薬をやる話で、セカンドアルバムの『In Utero』は薬の禁断症状について書かれたようにしか聴こえないです。


Nirvana - Heart-Shaped Box (Official Director's Cut)

 子供の頃は英語もできなきゃ、欧米の文化が全くわからず歌詞を見ても意味のわからない言葉の羅列と話にしか聴こえなかったものが、今大人になってから聴くと認識が変わったので新ためて面白い。

   ポップなパンキッシュサウンドとキャッチーなメロディーのスリーピースバンドだと思っていたら、そういう音の上でやっちゃいけない薬と自分の関係ばかりを歌っているようにしか聴こえないという、、、。

Nirvana

Nirvana

  • アーティスト: ニルヴァーナ
  • 出版社/メーカー: Geffen
  • 発売日: 2018/07/18
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

   よく昔の他のバンドで薬のことを歌ったことが画期的だとかすごいとかとか言われているとは思うんですが、Kurt Cobainがそのまま自分と薬のことばかりを直喩に近い形で表現していても、バンドの力でここまでヒットしているので、このバンドが売れたことが改めて異常なことだったんだと驚いた次第です。もちろんKurtの声とギターのトーンは歌詞関係なく、唯一無二で最高なのは当たり前ですが。

 

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