てんぴかソングブック

ポップカルチャーのレビュー中心です。やっと50記事超えたので、次は100記事まで。

『Tokyo Eyes』 「カッコイイ」と「カワイイ」があるならそれだけでいい

『Tokyo Eyes』は下北沢が舞台のフランス人監督による1998年に公開された日仏映画。 昔一度観てから何度も何故か思い出すのでDVDを購入してまた観ることにした(なぜか昔近所のダイエーでビデオがカゴ売りされていた)。 内容は“藪睨み”と呼ばれる愉快犯が都内…

【第二回】半年間一度も乗らずにいたらロードバイク乗りはどうなったか!?

前回は半年間乗らずにいた結果、体力が落ちているのはもちろんのこと、ペダリングが全くダメになっていたことをお伝えしましたΣd(ゝ∀・)ァリガトォ♪。 今回はどこがダメで、どこを改善していこうか考えてみたいとおもいっマッスル(*σ・_●・)σネッ☆彡。 【ダメなところ…

惜しい映画モリッシーの青春前夜『イングランド・イズ・マイン』〜モリッシー、はじまりの物語〜(2018)

1980年代にイギリスのマンチェスターから出てきたバンドThe Smithsのフロントマン、モリッシーがバンドを始める前の青春を描いた映画『イングランド・イズ・マイン』(2018)を観にジャック&ベティに行ってきました。公式サイトによると監督・脚本はマンチ…

空っぽの世界を描いている映画『さよなら、退屈なレオニー』について

連日連夜テレビをつけてもネットに繋いでも、くだらないよしもと問題ばかりで辟易していて。部屋にいてもつまらないので、気晴らしに映画を観に黄金町のジャック&ベティへ。昼前に出かけたので、ちょうど1時ぐらいにやっていた映画を観ることに。その時に…

【第一回】半年間一度も乗らずにいたらロードバイク乗りはどうなったか!?

いきなりですが私はロードバイク歴3年、半年前までの戦闘能力は脚質が坂は全く駄目のど平坦大好きの典型的なスプリンター=速筋バカでした。実力が初心者に毛が生えた程度なのは言うまでもありません【祝!お初】( ゚Д゚)<ヨロスィク!!。 わかりやすい実例が、坂はヤ…

『アポロ11号 完全版』映画だけではわからない 月面着陸から50周年 『ファーストマン』ニール・アームストロング評伝

今日7月20日(日本時間7月21日)でアポロ11号が1969年に人類初の月面着陸を成し遂げてからちょうど50年になるそうだ。なので、以前読んだアポロ11号の船長で人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロングの公式の評伝『ファーストマン』を読…

ジメジメした梅雨だからこそ聴きたくなる名盤 The Jesus & Mary Chain 『Psychocandy』(1985)

ほぼ全編にわたって大音量のギターとそのフィードバックノイズで埋め尽くされて、その中で気が滅入るような日常や疎外感、絶望まではいかないけれど失望している現実、自己憐憫ではないけれど感覚の麻痺した倦怠感を口ずさみやすい甘いメロディーで静かに歌…

ザ・ストーン・ローゼズ のアルバム『The Stone Roses』が最高のアルバムだった

言わずと知れたイギリスを代表するバンド、ザ・ストーン・ローゼズ。元々はセカンドアルバムの『Second Coming』(1994)を先に買ってよく聴いていて、後からファーストアルバムの『The Stone Roses』(1989)を買ったんですけど、全然好きじゃなかった。音が薄…

こじらせ男子讃歌 『ハイ・フィデリティ』(2000)を読んだ、観た、考えた

この前ジョン・キューザック主演の映画『クロノス・コントロール』を観たせいで、過去に『ハイ・フィデリティ』(2000)という映画が同主演で上映され、観たことを思い出してしまいました。 内容は寂れた町のレコードショップを細々と営む主人公が恋人との同棲…

B級映画 ダサい駄作 しょぼすぎて涙が出そうになる近未来SF映画 『フューチャーワールド』(2018)

『フューチャーワールド』名前のなんかあるぞ感とSFバイオレンスアクションの言葉に惹かれて、今回も視聴。 オープニングから近未来AIによって管理された社会、人間が信じたのはAIが作る世界、その世界が新しい宗教となり道具となった人類は滅亡へと向かって…

ただのロックに飽きたら聴いてみて『No New York』(1978)を聴いて感じた変化

昔に購入して以来全く聴いていなかった伝説的なコンピ『No New York』を急に気になったので引っ張り出して聴いてみました。1978年にブライアン・イーノがニューヨークのパンク/アバンギャルドシーンの4組のバンドをオムニバスでまとめてプロデュースする形…

グランジのおすすめロック名盤 Screaming Trees(スクリーミング・トゥリーズ) 『Sweet Oblivion』(1992)

90年代のシアトルのグランジシーンが語られる際に必ず含まれているバンドの代表格はNirvanaを筆頭に、Soundgarden、Pearl Jam、Alice In Chainsなどがあり、それに付随した形で、Dinosaur Jr.、Sonic Youth、Pixiesなどのシアトル以外のバンドが語られる場合…

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